この記事を書いた日は12月8日。
あと12日後、3人目の子どもが生まれる予定のライスです。
今回は妊娠後期、旦那さんが妊婦の奥さんにしたら喜ぶことを紹介します。
「妊婦の恨みは一生」という恐ろしい言葉を知っていますか?
妊娠後期はお腹が急激に大きくなり、ますます大変になってきます。
旦那さんの力がいっそう必要になってくるのに、何もサポートしないと、刺されますよ…笑
奥さんのサポートをして、生まれてくる我が子を一緒に待ちましょう!
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重いものを積極的に持つ
洗濯カゴや、買い物バッグなど、重い荷物は積極的に持ちましょう。
重いものを持つと体に負担がかかるかり、おなかが張ってしまう原因になってしまいます。
具体的に注意しなければならない理由は2つあります。
- 腹圧がかかる
- じん帯や関節のゆるみ
腹圧がかかる
腹圧とは、赤ちゃんを産むときに「うーーーん」といきむときにお腹にかかる力のことです。
日常的には、重いものを持つときや、排便するときにも腹圧がかかります。
もともと切迫流産・切迫早産のリスクがある妊婦の場合には、重いものを持つことでさらに腹圧がかかり、早産の危険性が高まる可能性があります。
腹圧がかかることでお腹の中の赤ちゃんが「え、ママいきんでる!?もう生まれていいの!?」と勘違いしちゃうんですね。
じん帯や関節のゆるみ
まず、リラキシンというホルモンが、出産に向けてじん帯や関節をゆるめます。
じん帯や関節がゆるんでいると、背骨や首、頭を支えるのが大変になり、骨盤のまわりの筋肉が、ゆるんだ関節を支えようと頑張るのです。
どんどん大きくなるお腹を支えようと筋肉が頑張っているところに重いものを持つと、妊婦の体への負担が増え、体が痛くなってしまいます。
買い物に行くときには積極的に奥さんのカバンを持ってあげましょう。あと、買ったものを積極的に持ちましょう。
妊娠後期はお腹が大きくなり、行動が制限されるため、ストレスがたまりやすくなります。
買い物自体は、ストレス発散と、ほどよい運動になるのでできるだけ奥さんと一緒に楽しく買い物に行けるといいですね。
2人目以降の妊娠の場合、じぃじばぁばに上の子を預けて、二人っきりで出かけるとメチャクチャストレス発散になりますよ!
たまにはいいよね?
運転をする
妊娠後期では、妊婦は運転を控えた方がいいとされています。お出かけするときには、旦那さんが積極的に運転しましょう。
運転を控える理由は4つあります。
- 眠気
- 緊張でお腹が張る
- 運転の操作が難しくなる
- 破水・陣痛が始まる可能性がある
妊婦は眠気がハンパない
この記事の下にも書いていますが、妊娠中は夜たくさん寝ていても日中眠いということが多いです。
ホルモンバランスが常に変化している影響で、眠気が増す、具合が悪くなる、イライラするなどの影響があります。結果として注意力が散漫となり、運転中危険となる可能性があります。
また、貧血や妊娠高血圧症候群などと診断されている場合、運転中に突然めまいや頭痛、吐き気をもよおすこともありえます。
運転中に眠気に襲われたり、体調が悪くなると交通事故になりかねません。
奥さんとお腹の赤ちゃん、2つの命を守るために、無理させないようにしましょう。
緊張でお腹が張る
無意識のうちに緊張し、おなかが張ってしまうことがあります。
特に妊娠後期はお腹が張りやすくなっています…。
妊婦が長時間同じ姿勢で運転すると、体が痛くなってしまったり、下半身がうっ血する可能性もあります。
また、いつも以上に疲れやすくなっているので、旦那さんが運転するにしても、こまめに休憩を取りましょう。
そのためにも、時間に余裕をもって移動することをオススメします。
普段、大きいお腹を抱えて疲れがたまっています。移動中はできるだけ助手席で休んでもらいましょう。
運転の操作が難しくなる
お腹が大きくなると、ハンドルに引っかかるようになったり、シートベルトがきつくなってきたと感じてきます。
そうなると、
- 車線変更
- 体をねじって周囲を見渡わたす
- とっさの判断でのハンドル操作
など、今まで難なくできていたことができなくなり、非常に危険ですよ!
破水、陣痛が始まる可能性
後期であれば破水をしたり、陣痛が始まる可能性があります。
予定日前で予想していないタイミングで破水や陣痛が起こってしますと、パニックになり、運転が非常に危険です。
奥さんに一人で運転させることをできるだけ避けてください。
妊娠後期で、「いつまで運転してていい」という決まりはありません。
しかし、直前になるほど、色々なケースが起こりうるので、できるだけ奥さんだけで運転するという機会は減らし、安心して出産に臨めるようにしたいですね。
くつ下を履くのを手伝う
くつ下を履くのを手伝いましょう。
お腹が前に突き出るタイプの場合、腹囲が100㎝を超えると、お腹が邪魔で指先を見ることすら難しくなります。
くつ下を履く体制になると、お腹を圧迫してしまい、お腹が張る原因になります。
同じ理由でくつをはくこともサポートできるといいですね。
普段できないコミュニケーション!なんなら爪も切りますよ?
奥さんの話をちゃんと聴く
奥さんの話に耳を傾けてちゃんと聴いてください。
奥さんは赤ちゃんを産むことで不安になっています。
あなたは残念ながら妊婦を代わってあげることは絶対できないし、奥さんの気持ちを完全にわかってあげることはできません。
そんなことは奥さんもわかっているはずですが、せめて気持ちにより添って欲しいと望んでいます。
聴くだけでもいいんです。
奥さんと一緒に悩んでください。
胎動を一緒に見る
赤ちゃんがお腹の中でボコボコ動く胎動。
体の中でグリグリされたり、思いっきり蹴られたり、男性には絶対に味わえない苦労です。
だからこそうらやましいんですけど!
奥さんが「見て見て!動いてるよ!」と言ったら、一緒に胎動を見て、お腹の中の我が子が元気に遊んでいる様子を想像してみてください。幸せですよ。
たまに足の形とかわかるときもありますよ。
ご飯をつくる・買ってくる
妊娠後期で産休に入ると、比較的時間があるので、晩ご飯作ることに一生懸命になる方もいます。
うれしいですが、無理しなくていいですよ。ほんとに。
コンビニやスーパーのお弁当で全然かまいませんし、何なら仕事帰りに買って帰ります。
あなたの得意料理は何ですか?奥さんへの勝負メシ作ってみてはいかがですか?
やきそばとかうどんなんて超簡単ですよ!
寝てもらう
妊娠すると「プロゲステロン(黄体ホルモン)」という睡眠を促す女性ホルモンが分泌されます。
基礎体温が高まり、体が火照り、だるさを感じ、風邪に似た状態になります。
そしていつも眠い状態になります。
プロゲステロンが「寝なさい!体を休ませなさい!」と脳に命令するんです。
後期では「エストロゲン(卵胞ホルモン)」の分泌量も増えます。
眠気を抑える作用があり、そのせいで夜寝付けなくなることがあります。
結果的に日中眠くなる原因となってしまうことがあります。
つまり、奥さんが眠くなるのは、体が脳に「あなたは妊婦!しっかり寝て体を休めなさい!」と命令しているからなんです。
すごくないですか?
だから眠い時は寝かせてあげましょう。
1人で寝るのが申し訳なさそうなら、一緒に昼寝しちゃいましょう。一緒に昼寝したら、結構幸せですよ。
妊婦健診に一緒に行く
定期的に行く妊婦検診。エコー写真を撮ってくれます。
奥さんと一緒にお腹の中の赤ちゃんのライブ中継が見れます。
「今日は顔見せてくれるかなー」
「動いてくれるかなー」
と奥さんと話し、ワクワクしながら検診に行きましょう。
奥さんは一人で見るよりあなたと一緒に見たいと思ってるはずです。
お仕事の都合が合うのであれば、ぜひ一緒に妊婦検診へ行きましょう!
早く家に帰る
一番大事。
仕事が忙しいのもわかります。けど、奥さんは一人であなたという「一番の理解者」の帰りを待っているんです。
大きいお腹で思うように動けず、体に負担がかからないように、無理しないようにしながら待っています。
色々なことをあなたに頼みたい、話を聞いてほしいと思っているはずです。
あなたの話し相手は職場にいるかもしれない。けど奥さんの話し相手はあなたしかいないんです。
あなたがいないときに「陣痛が始まったらどうしよう…」と不安を抱えながら待っているんです。
すでに生まれてくる赤ちゃんのおにいちゃんおねえちゃんがいるのであれば、その子たちのやんちゃぶりに手を焼いて「助けて」とも言えずにじっと耐え、待っています。
この記事を読んでいるのが職場だったり、帰り道に寄ったコンビニの駐車場だったり、同僚とフラッと行ったご飯屋さんだったのなら、今すぐうちに帰りましょう。
奥さんとお腹の中の赤ちゃんはあなたの1秒でも早い帰りを心待ちにしています。
育児に必要な物の準備育児の準備はAmazonでお得に!
赤ちゃんが生まれる前に育児に必要な物を買いそろえておきましょう。
育児に必要なものは細かい物から高額な物までたくさんありますよね…
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まとめ
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- 重い物を持つ
- 運転する
- 靴下を履かせてあげる
- 奥さんの話をちゃんと聴く
- 胎動を一緒に見る
- ご飯をつくる・買ってくる
- 寝てもらう
- 妊婦健診に一緒に行く
- 早く家に帰る
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いかがでしたか?
生まれてくる赤ちゃんを生むのは奥さんです。
けど、痛みを分けてもらうことは残念ながらできません。
だからこそ、できることをして心のサポートをしましょう。
あなたのもとに健康で元気な赤ちゃんが生まれますように!
出産後は役所や職場での手続きをしなければなりません。
次の記事では産後に必要な手続きをまとめたのでご覧ください。
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