こんにちは。ライスです。
日本テレビ『世界一受けたい授業』で、『おやすみ、ロジャー』の著者であるカール=ヨハン・エリーンさんが先生として登場しました。
シリーズ第3弾である、『だいじょうぶだよ、モリス』が発売されたそうです。
絵本の主人公のモリスは、カール先生の次女のモリスちゃんをモデルにしているそうで、臆病だったモリスが、魔法の言葉を使って、日々の不安を消し去ることができたというエピソードを紹介してくれました。
魔法の言葉を使って、子どもの不安を消し去ってあげましょう!
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大の苦手だったクモが怖くなくなった
大のクモ嫌いのモリス。お風呂に入っているとき、クモを見つけ、お風呂の隅っこでビクビクしていました。そんなモリスにママが言った魔法の言葉でクモが怖くなくなります。ママが言った魔法の言葉とは何でしょうか?
正解は、「クモに名前を付けた」
子どもは、(大人もですが…)クモとか、ヘビとか特定の生き物に恐怖心を持っています。
そんなときは、想像力を刺激し、イメージをポジティブなものに変化させてあげることがいいそうです。
寝るとき部屋が真っ暗なのが怖くなくなった
寝るとき、部屋が真っ暗で怖いモリスは、ママが言った魔法の言葉で真っ暗が好きになります。ママが言った魔法の言葉とは何でしょうか?
正解は、「黒だって、色の一つなのよ」
真っ暗な時は、部屋のものは全部真っ黒に色を変えているだけで、明るくなったらどんな色にも変われる。
このように子どもに想像力を与えることが大切です。
モリスが絵本の最後で行った驚きの行動とは
絵本だいじょうぶだよ、モリスでは、主人公モリスが1週間の中でさまざまな困難を克服します。最後の日にモリスはある驚きの行動をします。このことは、カールさんが執筆中に実際に娘のモリスちゃんが行った実際に行ったことです。モリスが行った驚きの行動は何でしょうか?
正解は、「絵本で学んだことをほかのお友達に教えてあげた」
自分が苦手を克服したら、今度は人にもそれを教えてあげたい。
子どもはそうやって成長していきます。
テレビを一緒に見ていたうちの長女の反応
テレビを見終えて、寝る支度をし、トイレに行ったとき、クモがいました。(なんというタイミング)
クモがいることに怯えた長女に、こんな話をしました。
[say]このクモさんは、ジョニーくんといって、おばあちゃんがいるんだよ。
おばあちゃんは、ジョニーくんに赤い靴下を縫ってくれて、ジョニーくんはとっても気に入ってる。
そして、ジョニーくんはおばあちゃんにこう言われてたんだよ。
「靴下がなくて困っているクモの子がいたらお前の靴下をはかせてあげなさい。親切にすれば親切が返ってくるよ。」
ねえ長女、ジョニーくん靴下はいてる?[/say]
[say name=”長女” img=”https://papateacher.com/wp-content/uploads/2018/09/6b155bd8e66b049d807c38cdf8a98672.png” from=”right”]パパ、はいてないよ![/say]
[say]じゃあ、困ってたお友達を助けてあげたんだね!すごいね!じゃあ今度は長女が助けてあげよっか![/say]
長女はニコニコしてジョニーくんを助けてあげました。
怖かったクモが優しい友達思いのクモになった瞬間でした。
その後寝室に行き、部屋を暗くしたときに、長女が次女にこう言いました。
[say name=”長女” img=”https://papateacher.com/wp-content/uploads/2018/09/6b155bd8e66b049d807c38cdf8a98672.png” from=”right”]黒はほかの色とおんなじ色だから怖くないよ。それに暗いほうがお空の星がきれいに見えるよ。
[/say]
暗いことへの恐怖はすでになく、怖くないということを次女に教えてあげていました。
長女よ。なんだか急にたくましくなったな…立派だぞ!
成長はちょっとしたきっかけが必要です。
カール=ヨハン・エリーンさんの娘モリスが実際に恐怖や不安を乗り越えた魔法の言葉がちりばめられて作られている『だいじょうぶだよ、モリス 「こわい」と「いやだ」がなくなる絵本』。
この絵本でモリスと一緒に魔法の言葉で不安な気持ちを吹き飛ばそう!
2 件のコメント
自分の固定概念を子供に押し付けないようにするには…と悩んでました。想像力を豊かにするには必要な考え方だと思います。ありがとうございます。
shiyu様
コメントありがとうございます!
子どもの意見を尊重しつつ、物事を教えていくのは難しいですよね…。育児に正解はないと思いますが、子どもと1対1で向き合いたいですよね!
一緒に育児楽しんで頑張りましょう(^^)