こんにちは、ライスです。
[say img=”https://papateacher.com/wp-content/uploads/2018/11/IMG_8438.jpg” name=”ねこ美” from=”right”]プレラって万年筆でカリグラフィーっていうのがあるみたいなんだけど、普通の万年筆と何が違うの?使ったことのある人の感想が聞きたいです。[/say]
そんな悩みを解決します。
[box class=”box26″ title=”この記事で分かること”]
- プレラの特徴がわかる
- カリグラフィーについてわかる
- カリグラフィーの書き方がわかる[/box]
[say img=”https://papateacher.com/wp-content/uploads/2018/09/ac8383034ebd0417e82386a3fa4bf5ad.png” name=”ライス”]プレラを実際に使っている筆者が、使った感想とカリグラフィーについて説明します。[/say]
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プレラ・カリグラフィーで手書きの新たな境地が見えた【レビュー】
今回紹介するのは、
[memo title=”最初に”]
プレラには「ノーマルモデル」と、「色彩逢いiro-ai」という2タイプがあります。
本記事で紹介するプレラはすべて「色彩逢いiro-ai」の方ですのでご注意ください。
[/memo]
[rate title=”プレラの評価”] [value 3]書きやすさ[/value] [value 3.5]高級感[/value] [value 5]デザイン性[/value] [value 2]重量[/value] [value 3]コスパ[/value] [/rate]
プレラはスタイリッシュで気軽に使えるので、万年筆初心者におすすめです。
値段は店頭だと3500円くらい、ネットだと2500円くらいなので、普通のボールペンの感覚で考えると手を出しにくいかもしれませんが。
そんな人は同じPILOT社の「カクノ」をおすすめします。
値段は1000円くらいなので、失敗してもそんなに痛くないですよ。
カクノについては、「万年筆デビューはカクノ!初めての人にもおすすめ」で紹介していますので、ご覧ください。
[box class=”box29″ title=”あわせて読みたい”][kanren id=”91″][/box]
さて、簡単にプレラの特徴を紹介すると、
- 透明軸
- コンバーターが初期装備
- 短い
- キャップ閉めるときが気持ちいい
- ペン先の種類にカリグラフィーがある
プレラの魅力を1つずつ紹介していきます。
プレラは透明軸。キレイなカラーインクを見てにやにやしたい。
プレラは透明軸が特徴です。
キャップの頭と軸のおしりの部分のアクセントカラーは全部で7色あります。
好きなのはどれでしょう?
[box class=”box26″ title=”プレラのアクセントカラーは全7色”]
- ブラック
- レッド
- ピンク
- オレンジ
- ライトグリーン
- ライトブルー
- ブルー[/box]
また、標準装備でコンバーター(CON-40)がついているので、買ってすぐにインクを注入して使うことができます。
同じく標準装備で同梱している黒のインクカートリッジを使うのもいいですが、せっかくなのでプレラと一緒にインクを買い、注入して使うことをおすすめします。
コンバーターでインクを注入するのが万年筆の醍醐味なので。
コンバーター(CON-40)を使ってインクを注入する方法は「万年筆カクノにコンバーター装着!色彩雫の月夜を飲ませてみた」で紹介しているので、参考にしてください。
[box class=”box29″ title=”あわせて読みたい”][kanren id=”162″][/box]
アクセントカラーとインクのカラーをそろえて使おうか、それともあえて反対色を入れてやろうか…と組み合わせを考えるだけでわくわくします。
ちなみに私はの場合、
の組み合わせで使っています。
入れてみるまでわかりませんでしたが、アクセントカラーの赤と秋桜のピンク色がほとんど同じ色なんです。
コスモス色の鮮やかなピンクがかわいいです。
手に取るたびに透明軸からキレイなカラーインクが見えるので、にやにやしています。
[say img=”https://papateacher.com/wp-content/uploads/2018/09/ac8383034ebd0417e82386a3fa4bf5ad.png” name=”ライス”]圧倒的癒やし効果。カラーセラピー。[/say]
プレラは他の万年筆に比べ短い
プレラは他の万年筆に比べ短いため、見た目もかわいいし、持ち運ぶときにも邪魔になりません。
クリップがついているので手帳用にするのもいいと思います。
[alert title=”注意”]
持ち運ぶときは取り扱いに注意しましょう。
ペン先を下に向けたり降ったりするとインク漏れする可能性があります。
[/alert]
プレラのキャップを閉めるのがクセになる気持ちよさ
プレラのキャップを閉めるとき、すごく気持ちいいんです。
これはプレラのキャップの内側がゴムでできていて、ペン先が入るときにぎゅっと締めてくれるからだと思います。
奥にぎゅっと押し込めると、ぱちん!といい音がします。
個人的には他のペンのキャップにはないこの独特な閉め心地がとーっても気に入って購入を決めたほどです。
[say img=”https://papateacher.com/wp-content/uploads/2018/09/ac8383034ebd0417e82386a3fa4bf5ad.png” name=”ライス”]独特の閉め心地…クセになる…![/say]
文章でこの気持ちよさを伝えられないのが残念です…。
カリグラフィーで手書きの新たな境地が見えた
プレラのペン先には
- F(細字)
- M(中字)
- CM(カリグラフィー)
の3種類があります。
私はカリグラフィーを使っていますが、素人でもボールペンでは味わえない特別な字の仕上がりになります。
ペン先が平らになっていて、横線は細く、縦線は太くなるのです。
素人が普通に使ってもある程度「それっぽい字」が書けるため、せっかくプレラを買うのであれば、他の万年筆と差別化できるカリグラフィーをおすすめします。
赤がプレラのカリグラフィー、青がカクノの中字で書いています。
違いわかりますか?
[say img=”https://papateacher.com/wp-content/uploads/2018/11/IMG_8438.jpg” name=”ねこ美” from=”right”]待って!
そもそもカリグラフィーって何やねん。[/say]
カリグラフィーは字を綺麗に見せるレタリング法
カリグラフィー(ギリシア語: καλλιγραφία)は西洋や中東などにおける、文字を美しく見せるための手法。字を美しく見せる書法という面は日本の書道など東洋の書と共通する部分があるが、筆記にペンまたはそれに類する道具を用いているため、毛筆を使用する書道とは表現されたものが異なる。
※Wikipediaより引用
こんなかっこいいレタリングを自分でも書いてみたい!と思ってプレラを使っています。
実際にしばらく使ってて思ったのは、本格的なカリグラフィー用のペンとしては正直性能がいまいちな感じがしました。
しかし、手軽にカリグラフィーを体験でき、素人でも簡単にそれっぽい字が書ける入門用としては使いやすくお手軽な万年筆だと思います。
本格的にカリグラフィーでレタリングを楽しみたい人はもっと本格的なカリグラフィーペンの購入をおすすめします。
カリグラフィーでの書き心地
普通のペン先とは異なるペン先なので、書き心地はどうなのかなーと思いながら使い始めましたが、正直慣れるまでは書き心地が少し悪かったです。
ペン先の平らな部分が紙に引っかかり、紙が削れてしまったりしました。
しかし、正しい持ち方や紙への当て方を意識することで、引っかかりはなくなりました。
私の場合はペンと紙との角度を小さくする方が書きやすいと感じました。
使う人によってそれぞれ書きぐせがあるので、「全く問題ない」と感じる人も当然いると思います。
[say img=”https://papateacher.com/wp-content/uploads/2018/09/ac8383034ebd0417e82386a3fa4bf5ad.png” name=”ライス”]たぶん私の書きぐせに問題あり。
書きやすい角度を探すのも楽しいですよ![/say]
あとは、万年筆全般で言えることですが、使い込んでいくうちにペン先が自分の書きぐせを覚え育っていきますので、ひたすら使いこみましょう。
カリグラフィーの練習方法
「手軽にそれっぽい字は書ける。本格的にカリグラフィーのレタリングをやるのにはいまいち」と言いましたが、それでもかっこよく字を書きたい。
そんな人のために、カリグラフィーの練習方法を紹介します。
まずは、こちらのサイトを参考にしてイタリック体の練習をしましょう。
[sanko href=”http://www.nozomistudio.com/callipara/n-pen.htm” title=”ペンの使い方&基礎練習” site=”カリグラフィー・パラダイス”]
イタリック体はカリグラフィーの中でも基本で、書きやすいです。
特に注意する点は、
- ペンの角度⇒ななめ45度をキープして書く
- ガイドライン⇒基本的にななめ45度と縦線の組み合わせから成り立っていると理解する
- 一番大切な基礎練習⇒ガイドラインを意識してギザギザを書きまくるのが基礎練習
こんな感じです。
[say img=”https://papateacher.com/wp-content/uploads/2018/11/IMG_8438.jpg” name=”ねこ美” from=”right”]
練習してちゃんとしたフォントが書けるようになれば、手紙とかパーティの招待状とかかっこよく書けるね!
ガチで極めなきゃ!
[/say]
[say img=”https://papateacher.com/wp-content/uploads/2018/09/ac8383034ebd0417e82386a3fa4bf5ad.png” name=”ライス”]まぁ、ガチで極めなくてもそれっぽい字書けるからね。
使ってて楽しければなんでもOK![/say]
まとめ
[box class=”box32″ title=”プレラまとめ”]
- 透明軸⇒カラーインクがよく似合う。
- コンバーター初期装備⇒カラーインクを入れましょう。
- 短い⇒持ち運びに便利。かわいい。
- キャップ閉めるときが気持ちいい⇒ぱちん!がクセになる。すき。
- ペン先の種類にカリグラフィーがある⇒誰でもひと味違った字が書ける。極めればかっこいい。
[/box]
私はカクノに続く2本目の万年筆として買いました。
カクノは中字、プレラはカリグラフィーで差別化できているので、2本目の万年筆として買ってよかったと思っています。
普通のボールペンや万年筆では味わえない字が書けて、新たな境地を見つけた感じ。
こんな世界があったんですね。
デジタル時代だからこそ手書きの奥深さ感じます。
[say img=”https://papateacher.com/wp-content/uploads/2018/09/ac8383034ebd0417e82386a3fa4bf5ad.png” name=”ライス”]ガチで練習してないけど、カリグラフィーで書くの楽しいよ![/say]
毎日使うものだからこそ、使っていてわくわくするものを使いましょう。